愛媛県原発安全監視センター

竣工年

H22

延床面積

1,729㎡

構造

鉄筋コンクリート2階建

愛媛県原発安全監視センターは伊方原子力発電所周辺の安全確保と環境保全を図るため、愛媛県、伊方町と四国電力株式会社との安全協定に基づき、環境放射線の監視や発電所への立入確認を行う機関です。

施設を安全に活用するための施策はもちろん、震災等にも注意を払い設計致しました。

研究室はクリーンルームとし、スクラバーを設置し、有害物質を外部に排出しないようにしております。
また、入室する際、シャワーで除染し、流れる水はタンクで貯めるております。
施設内に設置している空調のフィルターも適切なものを選定し導入しました。

このエリアで多い高潮の対策として、入口の門に防潮板を設置しました。
また、施設の床部分も少し高くして、浸水しないように設計しました。